馬防柵で俵祭|TAWARA FESTIVAL!!

5月8日、馬防柵にて俵祭|TAWARA FESTIVALが開催されました。多くの家族連れが参加者として来場されました。(ライター:加藤 稜唯

本イベントは馬防柵前の田んぼを中心に会場が設営され、名古屋や小牧、瀬戸、知多などから36組大人子供合わせて129名が参加されました。中には岐阜県や静岡県から参加された方もいました。

田植えについての説明を、みなさん真剣な表情で聞いていました。

その後、参加者たちはそれぞれ決められた位置で田植え体験をしました。

会場内では「宮ザキ園」さんによる野点(のだて)も行われており、参加者へお茶がふるまわれました。

宮ザキ園 https://miyazakien.com/

主催者の一人である「NPO法人奥三河田舎暮らし隊」勝又裕子さんにお話を伺いました。

加藤 今回のイベント開催までの経緯などをお聞かせください。

勝又さん 「NPO法人田舎暮らし隊」を中心に新城をはじめとした奥三河で忘れられてしまった価値あるものを再生したいと動き出しました。今回、「どうする家康」のタイミングを活かして家康に縁のあるこの地の田んぼで何か活性化ができないか、という話になったので、いろんな地域の方に集っていただいて田植えをしようというイベントを開催することとなりました。

加藤 今日はどのような参加者がいらっしゃるんですか。

勝又さん 愛知県西部からもたくさん来ていただいてますし、他県からも参加されています。新城の人たちが新城でイベントをするというよりか、都市部のこの地域に縁のない人たちが参加しやすいオープンなフェスのようなイベントにすることで、田植えという縁の遠かったもの、親戚がいないとやる機会の無いようなものに参加しやすいイベントの作りにしました。Facebook上で広告を出したところ、新城と縁のない方からもお申し込みをいただけました。

加藤 今後はどういった形でイベント展開していく予定ですか。

勝又さん 俵祭に関しては秋9月に稲刈りを同じメンバーで行っていただきます。その後、3月に関谷醸造さんで自分達の作ったお米でお酒造りを体験いただく形になっています。それ以外にも合同会社新城キッコリーズさんと一緒に奥三河の森の木の活用につながるイベントを企画したりなど考えています。

加藤 最後に東郷に住んでいる方に何か一言いただけませんか。

勝又さん 今回、今まで新城に一度も来たことない方にもたくさんお越しいただいています。本日もボランティアガイドの方に歴史についてお話をいただくんですが、この地域について知っていただいて愛着を持っていただければこの地域が盛り上がっていくと思います。今後もよろしくお願いいたします。

東郷の可能性を感じる素敵なイベントでした。今後の展開に期待が高まります!!

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