東郷中学校の体育館で、避難所運営ゲームが行われました!

さて、避難所と避難場所の違いって説明できますか?

今回のタイトルに掲げた「避難所」と「避難場所」の違いについて、皆さんは説明できますか?

新城市においては「指定緊急避難場所」と「指定避難所」「福祉避難所」というように設定がされています。

避難場所は、災害が発生し、又は発生のおそれがある場合にその危険から逃れるための場所のことを指し、新城市では災害種によって緊急避難場所を指定しています。また、避難所は災害で住家に被害を受けた人や、電気、水、ガスなどライフラインの機能が低下して生活が困難になった人が一時的に避難をする場所のことを指し、避難生活に特別な配慮が必要となる高齢者や障がい者の方などのために福祉避難所も指定されています。

東郷避難所運営ゲームが行われました!

今年度から活動を開始した「東郷の防災を考える会」では、新城市立東郷中学校において「東郷避難所運営ゲーム」を体験するイベントを9月25日(日)に開催しました。

「避難所運営ゲームHUG」は、避難所運営をみんなで考えるアプローチとして静岡県で開発されたゲームです。東郷の防災を考える会では、HUGの東郷地域バージョンを許可を得て作成し、今回のイベントで活用しました。東郷中学校を舞台として、大地震が発生したと想定して参加者の皆さんと避難所について考えました。

会には60名を超える方が参加し、10のグループに分かれてHUGを体験しました。ゲームが始まると、皆さん目の色を変えて避難所運営ゲームに取り組み、グループで相談しながら避難所における対応を必死になって考えていました。

その後、グループごとに活動を振り返った後、他グループの活動の様子も回り、どのように考えて対応したのか情報共有しました。全体の場でも2つのグループに発表してもらい、どのように体育館やその他の場所を使ったのか、説明してもらいました。参加した皆さんはどなたも、避難所に対して関心を高めることができたと思います。

どのグループも一生懸命考えています!

11月にも防災イベントがありますよ!

東郷の防災を考える会では、11月5、6日において新たな防災イベント「東郷防災キャンプそなえ」を開催します。今回の経験をもとに実際に避難所体験をして、東郷の防災について考えていきます。興味のある東郷地域の皆さんは是非参加してみてください。

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