守ろう
5月9日月曜日19時より防災センターにて、第2回東郷の防災を考える会が開催され、この日は新たに参加してくださった方も含め16名が集まりました。
新城市役所防災対策課の小野さんが準備した防災ゲーム HUGを行いました。HUGとは、
H hinanjyo 避難所
U unei 運営
G game ゲーム
の略で避難所の出来事や避難者対応をゲーム感覚で模擬体験するものです。ハグには優しく抱きしめるという意味もあります。
東郷中学校に避難所を作るという設定で2チーム8人ずつにわかれて行われました。まずは初対面の方もいるので自己紹介から。住んでいる行政区、名前、最近食べた美味しいもの、おすすめのお店、自身が体験した最大の災害について。ゴールデンウィーク明けということでバーベキューの美味しい肉と答える方も。災害はつい最近の新城が震源地の地震が多かったです。
場が和んだところで、東郷中学校の見取り図のもと考えて行きます。まずは受付の場所。体育館の玄関か北側の通路の入り口か。しばらく話したあと、玄関に決まりました。たくさんの人が一度に来るよね、人が通りやすいところ、目立つところなど意見を出し合い進めていきます。
お題は順番に防災対策課の小野さんが出します。まずは3人家族がやってきました。1人は熱があります。校舎一階に隔離部屋を。つぎに小さなお子さんのいる家族、介護の必要な人、認知症の人。ペットも犬、猫、カナリア、うさぎといろいろやってきます。そこへ支援団体から毛布が200枚届きます。どこへ運んでもらう?など次々と問題が降りかかります。
カードには出てきませんでしたが、女性用更衣室を作りたいね、授乳室も必要だよねなど、できる限り不自由なく過ごしてもらいたいと話し合いました。このゲームには正解はなく、相手チームのレイアウトも見て参考にしました。
このHUGゲーム、8月には東郷地区の住民のみなさんと、実際に東郷中学校体育館で行う予定です。興味のある方は是非ご参加ください。それに向けて東郷防災会も来月にまた会議を行う予定でいます。
昨年度東郷防災を考える会が開催した「東郷防災ミーティング」の記事はこちら
5月9日 文 関原香緒里